低身長の治療費と基準

背を伸ばすための低身長症の成長ホルモン治療費はどのくらいかというと結構高いんですね!

薬剤で通常およそ30万円〜40万円はかかりそうですが当然、健康保険などでかなり負担
はしてくれます。
それでも結構な治療費だといわざるを得ません。


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低身長症における小児慢性特定疾患の設定基準が厳しく身長が男子156.4cm、女子145.4
cmに達するとこの条件での治療は出来なくなります。

医療費軽減のための自己負担分を補助する制度として小児慢性特定疾患治療研究事業が
ありますが、この制度を利用しての治療を開始する場合は以下の用件を満たすことになります。

成長ホルモン分泌不全性低身長症
※現在背の高さが−2.5SD以下
IGF-1(ソマトメジンC)が200ng/ml未満 (5歳未満は150ng/ml未満)
※成長ホルモン分泌刺激試験で、成長ホルモンの最高値が6ng/ml以下

●上記3条件の全てを満たす場合
※ターナー症候群による低身長
※プラダー・ウィリ症候群による低身長
※現在身長が−2.0SD以下
※年間の成長速度が−1.5SD以下
※いずれかの条件を満たす場合
軟骨無形成症による低身長 ・現在身長が−3.0SD以下
慢性腎不全による低身長 ・現在身長が−2.5SD以下

このように低身長の保険適用での治療はなかなか条件が厳しくなっているのが現状です。


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